ADVANCEステップ

4.5ADVANCEステップを終えて

まずはミッドポイントを見つける。そこから第二幕を分割して、サブコンテクストを見つける。それから、ピンチを打って、小さいサブコンテクストを見つける。これが、パラダイムを発展させるために必要な手順だ。 工数は多くないが、この考え方が大切なのだ。...
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4.4超長編に三幕構成を適用しよう

「パラダイムは、90分や120分の映画、単行本一冊では使えるかもしれないけれど、10巻20巻とある小説や、漫画に使えるの?」 よくある疑問かもしれない。そして答えはYESだ。 三幕構成を使うこと、つまり、パラダイムを使って書くということは、...
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4.3群像劇の取り扱い方

今回は、構成の視点から群像劇の取り扱いについてみていくよ。 この辺の話についても、できるようになったからね。群像劇の是非について見かけるたび、ほんとうにもどかしい気持ちを感じるんだけれど、文脈やサブコンテクストの概念をきちんと理解していない...
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4.2起承転結の正体

ADVANCEステップを終え、ようやく、起承転結の正体を説明することができるようになった。 承が第二幕の前半で、転が第二幕の後半を指す。起承転結で考えた場合、転がとても厄介なんだ。 三幕構成の面から、パラダイムを使って起承転結を見ると、こん...
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4.1カットすべきシーンと、そうでないシーンの見分け方

この件についても触れておこう。「カットすべきシーン」と「カットしないべきシーン」は、どうやって見分ければいいのだろうか? それに関する、明確な基準というのはあるのだろうか? 創作ハウツーではよく「不要なシーンをカットせよ」と言われる。カット...
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3.2補足:「窮屈と不自由」こそ、構成で得たかったもの

今回は、これまで学んできたADVANCEステップの内容に関して、ちょっとした補足を入れるよ。 発展形のパラダイムに必要な要素を見つけていく順番 BASICでは、物語の要素を決めていく順番が大切だと、口を酸っぱくして言っていた。それは、パラダ...
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3.1長編を書くためのマスターキー

ミッドポイント、サブコンテクスト、ピンチ。ADVANCEステップではこの3つを新しく学んだね。今回は、長編を完成させるためのマスターキーである「点と空間」に関する話だ。 パラダイムという見取り図の話からようやく、個々のシーンに繋がる話をして...
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2.4空間と点に着目すれば「何を書けばいいか」わかる

さて。ピンチ編の続きだ。もし前回の記事を読んでいないなら、まずはそっちをチェックしてね。 今回は、パラダイム上に点を打つことの本当の効果について説明していくよ。 ピンチが生む新しい空間 ピンチには、もう一つの効能がある。と言うか、こっちがメ...
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2.3ピンチ≠危機

さて、次の新しい概念に行こう。今度は『ピンチ』について。前回はプロットポイントⅠ・Ⅱの中間点として、ミッドポイントを打った。これでかなりわかりやすくはなったけれど、せっかくだからもっと細分化してみようよ。 細分化すればするほど、パラダイムは...
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2.2「ここには何を書けばいいのか?」を知る方法

さて、最重要の要素がここで紹介する新しい概念、『サブコンテクスト』だ。 これこそが「どこに、なにを書くか」の正体であり、これを知るために、パラダイムを書く階段を一歩づつ上ってきた。 これを知れば、所謂「繋ぎのシーンに何を書けばいいか?」や、...