A&Cステップ

1.3『ログライン』から『お楽しみ』を知る裏ルート

「『お楽しみ』が物語の核になることはわかったけれど、じゃあ、どんな方法で自分の物語の『お楽しみ』を知ればいいの?」 これに答えてくれるヒントが、『ログライン』という考え方だ。 『ログライン』というのは、「どんな物語なの?」という問いかけに、...
A&Cステップ

1.2構成で楽をしよう

物語を構成するのは大変だ。パラダイムを作り、BS2を埋める。たった二つの工程をやるだけでも、ここまで何十記事も使ってきた。 大変だったね! そして良いお知らせ! ここからは楽になるし、楽の仕方を覚えるよ! 今回は、パラダイムを簡単に書けるよ...
A&Cステップ

1.1A&Cステップのはじめに

ここまであなたに、2つの手法について学んでもらった。一つは三幕構成、もう一つはBS2。三幕構成の考え方をメインにパラダイムを書き、BS2を適宜、補助として使っていくわけだ。 ぼくは元々、構成の分野に弱い人間だったし、BS2の引き出しを持って...
A&Cステップ

A&Cステップ【長編小説の書き方:活用編】

※ A&Cステップの詳細コンテンツは、順次公開していきます。 公開をお待ちください(現在は、BASICステップとADVANCEステップ、CUNNINGステップを公開中です)。 1.1A&Cステップのはじめに このステップでは、発展形のパラダ...
CUNNINGステップ

4.4CUNNINGステップのおわりに

頭の隅に置いておいてほしいこと ここまでかなり具体的に「物語の○○%の場所に○○を書く」という話をしてきたけれど、そのパーセンテージは、脚本におけるパーセンテージであって、完成した映画の尺と必ずしもイコールにならないことを、留意しておいてほ...
CUNNINGステップ

4.3ITVSBS2

さて。長かったね。それでは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の発展形のパラダイムを使って、かつ、BS2にも当てはめてみよう。 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のパラダイム ■『IT/イット “それ”が見えたら、終...
CUNNINGステップ

4.2「テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼ」と、三幕構成の関係

よく使われるたとえ話だ。テーゼ・アンチテーゼ・ジンテーゼ。これも難しい話に聞こえるが、今となっては、どうとでも説明できる。三幕構成の知識があれば簡単だ。 テーゼが第一幕、アンチテーゼが第二幕、ジンテーゼが第三幕。はい終了。 ■手抜きではない...
CUNNINGステップ

4.1起承転結を三幕構成&BS2で説明する

さて、三幕構成で起承転結を説明してみよう。もちろん、BS2もプラスしながらね。 と言っても、追加で語ることは多くない。承と転の周りが、BS2によって、詳しく説明できるようになったくらいだ。 起で始まった物語が、承で展開される、というけれど、...
CUNNINGステップ

3.8「クライマックス」という言葉は忘れたほうがいい

「クライマックス」という言葉は、人によって、定義や認識に幅があり過ぎる。こういう言葉は、ぼくは苦手だ。というか、あまり良い思い出がない(似たような言葉に「プロット」や「文章力」がある)。 定義を引いてみると、 クライマックス緊張などが、極に...
CUNNINGステップ

3.7「巻き込まれ型の主人公」を書いていい理由を見つける

幕を跨ぐとき、主人公には明確な意思が必要になる。なんとなくで幕を跨いではいけない。 これは、スナイダーも「自分もやりがちだけど」といっている注意点だ。スナイダーはさらに、「主人公は必ず行動的でなければならない」と言っているが、これは、表現の...