5.3WRITINGステップのおわりに

WRITINGステップ

長かったテキストも、これで終わりだ。座学と下準備、不安を振り切る術を学んで、執筆作業が始まる。ちょっと物寂しい気もするけれど、ぼくとあなたは、まだ繋がっている。書くのはこれからなのだ。

執筆段階でのポイントは、まとめると2つだ。推敲レポートを活用し、不安や衝動に対して、行動で対処すること。トラブルが起こったら、パニックを起こさず冷静に、原因を見極めること。

構成上の問題というより、メンタルやモチベーションの管理が、執筆では大切になる。不安な時もあるかもしれないが、まずは書く。書きさえすれば、作業は終わるのだ。

あなたもぼくも、ハリウッドの偉大な脚本家も、超人ではない。けれど、超人でなくても、書くことはできる。まずは机に向かおう。何を書けばいいかは、カードに全部書いてある。

「机に向かえさえすれば、原稿が進む。書いたら書いただけ、作業が進む」、こんな風になれたらと、ずっと思っていたはずだ。

もう、そのお膳立ては整っている。せっかくだから、それを味わってみよう。そして何より、書くというプロセスを楽しもう。

自分の中にしかいなかったキャラクターが動き回り、それを書くことができる。これはもう、本当に本当に楽しいぞ! あのシーンのあのキャラクターの台詞を誰かと共有出来たら、それはもう最高だ!

さあ書こう! だってあなたは、もう書けるんだから!

それでは、この先ずっと、あなたの創作が大好きなキャラクターと素敵なアイデアと共にありますように!

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