小説

CUNNINGステップ

3.2第一幕の何ページ目に、何を書けばいいの?

正直、書き方のハウツーというのは、第二幕にフォーカスされることが、非常に多い。なぜかというと、第二幕が長くて、書くのが大変だからだ。 けれど、長編が書けない人が最初に躓くのは第一幕だ。第一幕では、やることが山ほどある。状況設定をシー...
CUNNINGステップ

3.1『テーマ』=誰が何をするか

BS2の話を終えて、三幕構成とBS2を組み合わせる段階に入った。その前に、三幕構成をノーマルに使っていくカンニング・テクニックについても、いくらか触れていくよ。 まずは、『テーマ』についてだ。 世間一般で言う「物語のテーマ」は...
CUNNINGステップ

2.2三幕構成とBS2を組みあわせる

三幕構成で、文脈という考え方を学んだよね。文脈に沿ったものを、書き、文脈に沿わないものを書かない。一番大きなものが『状況設定・葛藤・解決』であり、パラダイム上の点を打つことによって、サブコンテクストへと分割されていく。 BS2はこの...
CUNNINGステップ

2.1カンニング&チート:構成の抜け道を歩こう

早速、構成のカンニングペーパーについて紹介しよう。パラダイムが少々不安定でも、「現在自分が思いついているシーン」からパラダイムを逆算できたり、サブコンテクストの指針がいまいち固まらないときに使える抜け道だ。 カンニングのカギ『BS2...
CUNNINGステップ

1.1CUNNINGステップのはじめに

第1章はどうだっただろうか? 前章の末でも言ったが、難易度は、結構高く感じたと思う。 発展形のパラダイムを書くことそのものは、そうべらぼうに難しくはない。だけどいかんせん、あなたがBASICで基本のパラダイムを知ってからの期間が短い...
ADVANCEステップ

4.5ADVANCEステップを終えて

まずはミッドポイントを見つける。そこから第二幕を分割して、サブコンテクストを見つける。それから、ピンチを打って、小さいサブコンテクストを見つける。これが、パラダイムを発展させるために必要な手順だ。 工数は多くないが、この考え方が大切...
ADVANCEステップ

4.4超長編に三幕構成を適用しよう

「パラダイムは、90分や120分の映画、単行本一冊では使えるかもしれないけれど、10巻20巻とある小説や、漫画に使えるの?」 よくある疑問かもしれない。そして答えはYESだ。 三幕構成を使うこと、つまり、パラダイムを使って書く...
ADVANCEステップ

4.3群像劇の取り扱い方

今回は、構成の視点から群像劇の取り扱いについてみていくよ。 この辺の話についても、できるようになったからね。群像劇の是非について見かけるたび、ほんとうにもどかしい気持ちを感じるんだけれど、文脈やサブコンテクストの概念をきちんと理解し...
ADVANCEステップ

4.2起承転結の正体

ADVANCEステップを終え、ようやく、起承転結の正体を説明することができるようになった。 承が第二幕の前半で、転が第二幕の後半を指す。起承転結で考えた場合、転がとても厄介なんだ。 三幕構成の面から、パラダイムを使って起承転結...
ADVANCEステップ

4.1カットすべきシーンと、そうでないシーンの見分け方

この件についても触れておこう。「カットすべきシーン」と「カットしないべきシーン」は、どうやって見分ければいいのだろうか? それに関する、明確な基準というのはあるのだろうか? 創作ハウツーではよく「不要なシーンをカットせよ」と言われる...
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