WRITINGステップ

2.5プロットカードと原稿の内容がズレ始めたときの対処法

緊急警報! 緊急警報! 今度は足りないんじゃない! 書いている内容と、準備したカードがズレてきたんだ! 書いているうちの不思議な化学反応、天から降ってきた思いがけないシーン、キャラクターたちの会話……。こういったものは、最もクリエイティブさ...
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2.4執筆中に矛盾を見つけてしまったときの対処法

ぼくは原稿を書いている最中に、あることを盛大にやらかした。 プロットポイントⅠに関わるキャラクターが、プロットポイントⅠに至るまでに、一回も出てきていなかったのである。 そのキャラは、プロットポイントⅠを経由して、第二幕で仲間になり、物語を...
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2.3余計なシーンを書きすぎてしまった際の対処法

ぼくは前回、カードを作っているときに追加したいカードがあれば、どんどん追加すればいいと言った。 けれどカードを追加していくうち、シークエンス書いていくうち、そもそもカードの段階で、余計なシーンを作りすぎてしまって、物語が間延びしてしまうこと...
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2.2執筆中に新しいシーンを思いついた時の対処法

構成上の問題が発生した。あなたは原稿を書いている最中、新しいシーンを思い付いたのだ! やったね! Halleluiah! どうしよう!? どこかで見かたような展開だ。けれど、前とは事情が違う。前はカードを書くという、執筆の前段階での修正だっ...
WRITINGステップ

1.1WRITINGステップのはじめに

ああ、長かった! 下準備に次ぐ下準備、そしてそれに伴う勉強!習得してしまえば、温めていた物語のパラダイムを書き、カードを書くのに、そう時間はかからない。パラダイムはしっかりできているし、カード書きについては、一週間もあれば終えてしまえる。未...
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WRITINGステップ【長編小説の書き方:執筆編】

※ WRITINGステップの詳細コンテンツは、順次公開していきます。 公開をお待ちください (現在は、BASICステップとADVANCEステップ、CUNNINGステップを公開中です)。 1.1WRITINGステップのはじめに 何週間、数か月...
CARDステップ

6.6CARDステップをおえて

これで、下準備はすべて終わった。キーボードが懐かしいね!カードを書き終わったら……、執筆が待っている! このプロセスを終えた段階で、構成の手法について仮免を出せるくらいの実践は、できていることになる。並べ終わったカードを見てほしい。あなたの...
CARDステップ

6.5心理描写に対する誤解と、「説明するな描写せよ」の正体

「心理描写」。これもまた、言葉ばっかり広まって、実態が曖昧な言葉の一つだ。 心の中を地の文で長々と説明するのが心理描写だと思ってるなら、それは大間違いだ。かといって、「読者はアホだから説明してあげなくちゃ。それが今の創作の流れ」では、ちょっ...
CARDステップ

6.4映画の手法でシーンを作ると受け入れられやすい、現代の小説の事情

市場の話に近づくことになるが、映画脚本のシーンの作り方を小説に使うことの利点について、述べておこう。ここには、現代の娯楽の環境が関係している。 小説は文字だけのメディアだ。以前も少し触れた通り、文字が印刷されたページに映像は映らないし、紙か...
CARDステップ

6.3間延びしないシーンの作り方

では、シーンをどこから書けばいいのだろうか? パラダイムをきちんと書いて、書くべきことの焦点を絞ったとはいえ、それをシーンにする段階で、だらだらと書いてしまっては、テンポを損なう。 これについても、フィールドは、わかりやすい原則を話している...