CARDステップ 6.2設定を字の文で説明しない。映像で見せる 設定を、地の文で説明してはいけない。何故か? 退屈だからだ。 これまで口を酸っぱくして言ってきたように、読者が退屈だという現象はそのまま、書いているあなた自身を退屈にさせる(設定を書き連ねているのは楽しいかもしれないが、それは設定を言語化す... 2022.06.10 CARDステップ
CARDステップ 6.1「予定になかったプロットカードを追加する」のは戒律違反か? あなたが第二幕の後半のカードを書いていた時、悪魔の誘いか神のお告げか、当初考えもしなかったシーンを思い付いた! おめでとう! カードを追加しようじゃないか! しかしその出来事が起こる地点は、既にカードを書き終わった、第二幕の前半だった。 ひ... 2022.06.03 CARDステップ
CARDステップ 5.3紙に書いた実物のプロットカード 実際、カードを書くとしたらどんな感じになるのか?これについて、気になる人は多いと思う。 フィールドが例に挙げた『テルマ&ルイーズ』の、第一幕のカードを書いてみたから、参考にしてみてほしい。 ■ぼくの書いた『テルマ&ルイーズ』の第一幕のカード... 2022.05.27 CARDステップ
CARDステップ 5.2パラダイムをシーンに変換していく流れ パラダイムから具体的なシーンを考えていくわけだけれど、ぼんやりパラダイムを眺めていても、シーンは浮かんでこない。ではどうやってシーンを浮かべていけばいいのか? 答えは、「次のポイントに進むのに必要なシーンは何か?」を考えることにある。 例え... 2022.05.27 CARDステップ
CARDステップ 5.1CASE:プロットカードの実際のやらかし ここまで話してきたのを聞いて、「シーンとシークエンスが違うものだという事はわかったけれど、そこまで厳密に区別するほどのものか?」と思った人もいると思う。 実際、多くの場合において、映画ほど気になることはない。小説が視覚表現ではないからだ。け... 2022.05.20 CARDステップ
CARDステップ 4.4流通している物語のシーンを、実際に14枚のカードに起こしてみる では実際に、流通している物語のカードを並べてみよう。 ここでのサンプルは、フィールドの出した『テルマ&ルイーズ』という映画の例をそのまま引くのが適切だろう。 『テルマ&ルイーズ』は、旅行に出かけた二人の女性、テルマとルイーズの、逃避行を描い... 2022.05.13 CARDステップ
CARDステップ 4.314枚目と21枚目と28枚目と35枚目と42枚目に書かれるべきシーン カードの全体枚数を把握した。次は、パラダイムとカードの架け橋となるポイントについて話そう。 56枚のカードの内、14枚目と21枚目と28枚目と35枚目と42枚目に書かれるシーンは、パラダイム上のどこを目安にすればいいか、フィールドは教えてく... 2022.05.06 CARDステップ
CARDステップ 4.2プロットカードを実際に書いていく流れ カードを書く流れは、びっくりするくらいシンプルだ。 まず、パラダイムを見る。左端のオープニングから、右端のエンディングに向かって、1枚ずつ、順番にカードを書いていくんだ。それだけである。 何事も、シンプルなものだ。奇をてらっておかしなことを... 2022.05.06 CARDステップ
CARDステップ 4.1プロットカードで守るべき、矛盾した2つの原則 1シーン1枚、これが基本のイメージだと、以前言ったね。そういうイメージでとらえてくれ、と。あの話には続きがある。シーンとシークエンスの話を終えた今が、その続きを話すときだ。 カード1枚には、原則として、1つのシーンを書く。が、もう一つの原則... 2022.05.06 CARDステップ
CARDステップ 3.2カード方式で物語を構成する利点 にしてもなぜ、カードを使うのだろうか? A4の用紙にタイプするのでも、プロット管理用のソフトを使うのでもなく、なぜカードなのだろうか?そして、どうしてわざわざ、紙なのだろうか? カードである理由はシンプルだ。まず、入れ替えの自由が効きやすい... 2022.04.29 CARDステップ