2022-06

WRITINGステップ

4.3作者にとって重要 ≠ 読者にとって重要

面白いエピソードがある。以前に軽く触れたね。久々のスティーヴン・キングだ。 キングは原稿を完成させてから、自身で推敲するだけでなく、何人かの親しい人に読んでもらってから、内容を修正するスタイルを取っている。 その時、キングは『...
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4.2推敲という「前提」が、執筆速度を上げる

この項目では、推敲によって執筆を加速させる考え方について話すよ。 推敲というプロセスについて知ることは、執筆速度を上げることに繋がる。伸び伸びと書き、スラスラと書き、たくさん書けるようになる。これらが推敲のやり方を知る利点だ。 ...
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4.1「書きながら投稿」は、してはいけない

シーンの不足に気づいたとき、シーンを追加したくなった時、カードから離れそうになった時、やる気が起きないとき。色々なことを話してきたが、その根底には常に、「執筆中のトラブルはその場で対応せず、推敲のときに対応する」という原則があった。 ...
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3.5気分が乗らないときに思い出す、偉大な作家の言葉

ぶっちゃけ、このテキストを書いているときでも、理由なく、書くのが億劫なことは何度かあった。書くことは決まっている。けれど、机に向かうのがただ面倒なのだ。YouTubeを見て、ゲームをして、それで一日が終わったこともあった。 トム・シ...
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6.4映画の手法でシーンを作ると受け入れられやすい、現代の小説の事情

市場の話に近づくことになるが、映画脚本のシーンの作り方を小説に使うことの利点について、述べておこう。ここには、現代の娯楽の環境が関係している。 小説は文字だけのメディアだ。以前も少し触れた通り、文字が印刷されたページに映像は映らない...
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6.3間延びしないシーンの作り方

では、シーンをどこから書けばいいのだろうか? パラダイムをきちんと書いて、書くべきことの焦点を絞ったとはいえ、それをシーンにする段階で、だらだらと書いてしまっては、テンポを損なう。 これについても、フィールドは、わかりやすい原...
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6.2設定を字の文で説明しない。映像で見せる

設定を、地の文で説明してはいけない。何故か? 退屈だからだ。 これまで口を酸っぱくして言ってきたように、読者が退屈だという現象はそのまま、書いているあなた自身を退屈にさせる(設定を書き連ねているのは楽しいかもしれないが、それは設定を...
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6.1「予定になかったプロットカードを追加する」のは戒律違反か?

あなたが第二幕の後半のカードを書いていた時、悪魔の誘いか神のお告げか、当初考えもしなかったシーンを思い付いた! おめでとう! カードを追加しようじゃないか! しかしその出来事が起こる地点は、既にカードを書き終わった、第二幕の前半だっ...
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