2022-05

WRITINGステップ

3.4やる気が出ないときに思い出す、偉大な作家の情けない言葉

なんだかやる気が出ない、なんだか不安だ、自信が急になくなってきた。こういう感覚に襲われたことは、あなたにもあるだろう。ぼくにもある。そして、世の偉大な作家にも。 偉大な作家でも、不安になったり、やる気が出なかったり、打ちのめされてしまったり...
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3.3「インスピレーションを待つ」は最低の悪手

モチベーション関連の話になるが、ぼくが知る中で最大の、悪手中の悪手が「書くためにインスピレーションを待つ」というものである。 インスピレーションは、待っていても湧いてこない。これはぼくが語気を強めて言っているわけではなくて、ロバート・ボイス...
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3.2秘密兵器、『推敲レポート』

薄々感づいた人もいるかもしれない。執筆作業を止めてしまわないための原則というのは、「執筆中のトラブルはその場で対応せず、推敲のときに対応する」だ。 けどそうにしたって、書いている最中に、直したいことは山ほど出てくると思う。 それは正常だし、...
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3.1地の文に神経質にならなくてもいい理由

会話文は得意だけれど、地の文が苦手……、という声を結構聞く。 「キャラクターは活き活きしているんだけど、地の文はどうやって書けばいいのかわからない……」と。 はっきり言うが、地の文については、気にする必要はない。 これは私見だけれど、小説を...
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2.5プロットカードと原稿の内容がズレ始めたときの対処法

緊急警報! 緊急警報! 今度は足りないんじゃない! 書いている内容と、準備したカードがズレてきたんだ! 書いているうちの不思議な化学反応、天から降ってきた思いがけないシーン、キャラクターたちの会話……。こういったものは、最もクリエイティブさ...
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5.3紙に書いた実物のプロットカード

実際、カードを書くとしたらどんな感じになるのか?これについて、気になる人は多いと思う。 フィールドが例に挙げた『テルマ&ルイーズ』の、第一幕のカードを書いてみたから、参考にしてみてほしい。 ■ぼくの書いた『テルマ&ルイーズ』の第一幕のカード...
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5.2パラダイムをシーンに変換していく流れ

パラダイムから具体的なシーンを考えていくわけだけれど、ぼんやりパラダイムを眺めていても、シーンは浮かんでこない。ではどうやってシーンを浮かべていけばいいのか? 答えは、「次のポイントに進むのに必要なシーンは何か?」を考えることにある。 例え...
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5.1CASE:プロットカードの実際のやらかし

ここまで話してきたのを聞いて、「シーンとシークエンスが違うものだという事はわかったけれど、そこまで厳密に区別するほどのものか?」と思った人もいると思う。 実際、多くの場合において、映画ほど気になることはない。小説が視覚表現ではないからだ。け...
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4.4流通している物語のシーンを、実際に14枚のカードに起こしてみる

では実際に、流通している物語のカードを並べてみよう。 ここでのサンプルは、フィールドの出した『テルマ&ルイーズ』という映画の例をそのまま引くのが適切だろう。 『テルマ&ルイーズ』は、旅行に出かけた二人の女性、テルマとルイーズの、逃避行を描い...
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4.314枚目と21枚目と28枚目と35枚目と42枚目に書かれるべきシーン

カードの全体枚数を把握した。次は、パラダイムとカードの架け橋となるポイントについて話そう。 56枚のカードの内、14枚目と21枚目と28枚目と35枚目と42枚目に書かれるシーンは、パラダイム上のどこを目安にすればいいか、フィールドは教えてく...